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Pan Records

戦前ブルース音源研究所

Pre War Blues Laboratories

半音マジックが あったのであれば、音楽業界のユーザーへの裏切りとも言える事実が浮き彫りとなる。

たとえ それが商品としての理由があったにせよ、純粋に音楽を聴いている者にとってはあってはならないことです。

疑いなく聴いてきたのであれば、音楽の歴史はあらゆるジャンルで見直す必要があるでしょう。

 

聴覚検証にご参加下さった研究所の皆さんの80%が自然と感じる感覚、 ハヤマワシと感じる感覚が

間違っているのであれば戦前ブルース音源研究所の主張や存在意義は不要となりましょう。

 

しかし、奏法や音楽に求める好みを抜きに 聴いた感覚的な判断が8割を超えた結果からは

Aのサンプル音源に、軍配を上げないとならない。



 

もしも 1930年代後半に半音マジック録音があったとすれば....

 

そんな録音機械や作業の報告書などの資料も我々には発見出来ていないし残っていそうもない。

証拠が無いので、そんなはずがないとする。

 

しかし、73.5rpm の音があるならば、74rpm もあり得るし、72rpm もあり得る。

もちろん、時代やエンジニアや楽曲によって様々である

 

 

それでも、せいぜい76.5rpmや75rpm辺りまでだろう・・・と思いたい気持ちもあるが

その根拠 その減速方法や減速理由は何であろうか 何故 若干の減速ならあるかも知れないのか?

 

 

76.5rpm ・・・何のためにこんな中途半端な速度があるのだろう 3分の録音で僅か3.5秒の時間稼ぎにしかならない。

しかし 同じ時期 1937-8年 75rpm は ロニー・ジョンソンのメタルマザー修正から浮かび上がって来ました。

 メーカーは異なるが、この時期はそれぞれの勝手な録音速度があったのではないだろうか?

アメリカデッカには 75rpm に機械式設定されるカッティングマシンが存在したのであろうか?

 

コロンビアは 80rpm ・・・ 誰が 80rpm 専用の再生機を持っていたのでしょうか?

初めから 聴き手の事情は二の次なのではないだろうか。。。

 

【20年代に培った 録音速度と音程の関係】

1930年 グラフトンで行われたパラマウントの録音には、高い確度でハースステップマジックが存在する。

 

減速録音は 72rpm 辺りまで変速した時に 時間的なメリットが現れて来ます。3分の録音の設定として約15秒の録音時間を

確保する事が出来ます。 タイムオーバーによる録音ミスを避ける為の15秒の保険になります。

 

 また音圧はTP0.254と比較して TP0.308などの様に 溝の間隔が広くなった時にメリットが得られると考えます。

 

もちろん スタイラス(針)の太さにも関係するでしょうが、聴き手の多くは鉄針です。

現在の様に 0.7mil なんていうサイズではなく、4.0mil  3.5mil - 2.5mil 程度の太さですから 振幅に限界があります。

グラフトン録音では、TP0.23なんていうとても狭い設定も確認してます。これなら4分は録音出来ます。

 

 この20年代の変化と進化を続けた録音技術の 10年後  

狭かったTPは、確実に広くなっている これは録音時間が10年前の設定よりも短くなってしまう。

でも ゆっくり回せば 大丈夫です。

ハーフステップ や 75rpm これは エンジニアにとっては当たり前の選択ではなかっただろうか?

 

時代はジュークボックスで音楽を楽しむ時代にも突入する頃でしょうか、レコードチェンジャーなどが発売されました。

(10枚 15枚と一度にセットして再生する事が出来るレコードプレイヤー)

この様な、ジュークジョイントならば、お客のリクエストの回転効率をあげる為に3分30秒などのロング録音でなく

2分30秒程度に収めたら ガッポリ 儲かるという思惑でしょうか(笑)

逆に考えれば3分の演奏を72rpmで録音し、78rpmで再生すれば2分45秒の再生となります。

 

少し速い再生にすれば、テンポのノリがよく感じる人もいるでしょうし、実際にそれは戦後の録音手法でも採用してます。

76.5rpm 僅か1.5rpm 30c程度のハヤマワシ再生に ノリの良さなどの効果が多くの人に与えられるとは思えません

今回の検証結果でも明白です。 100c 違っても好み(感覚)は 2つに分かれるのです。

 

いずれにせよ 今の常識、リスナーの常識(要望)が、当時のエンジニアの常識とは限りません。

 

1936-37年 Vocalion に絞って考えたとして、皆さんが選択された 100cマイナス 73.5rpm 程度の

減速録音が 当たり前に行われていたら どうでしょうか・・・

あの テンポの良い白人達のエレクトリック・バンド・スタイルの演奏に比べ、アコギ一本のどんくさい黒人のブルース

若干減速させて、再生時のノリをもう少し出しておこうかな・・・ 

 

こんな 想像が あっても良くはないだろうか? あくまで想像です。

 

【 心は " A " を 自然と感じている、が色々な情報を加えれば " B " を選択する 】

色々な情報  ロバート・ジョンソンの色々な情報を加えてみました。

 

このページでは聴覚検証にご参加頂いた皆さんに、実際にロバート・ジョンソンの修正後の音源を聴いて頂きます。

1) Ramblin on my mind  キーはEbです。 オープンE系半音ローです。

2) Sweet home chicago  Eのキーでレギュラーチューニングの演奏です。

3) When you got a good friend Eのキーで レギュラーチューニングの演奏です。

4) Terraplane Blues  Aのキー オープンGの2カポでの演奏でしょうか

 

ロバート・ジョンソンは一音のローチューニングと一音半のローチューニングであろうと BSR100号でも公言しました

Ramblin on my mind の Eb これは続く録音 When you got a good friend のTake-1 ,Take-2にヒントがあります。

 

Take-1では E の演奏、 Take-2 では Eb の演奏という様に半音 キーを変えてテイク違いに挑んでます。

 

この4曲は、全く同じ再生回転数で修正してみました。

 

すると

ロバート・ジョンソンの演奏 BとBbの間の演奏は、普通に A の演奏です。 

レギュラーの E の演奏に奏法上の不自然がどこにありましょうか?

以外としっかりチューニングをしていたと考えられます、奏法的にも問題が無くなってしまいます。

 

発売されているCDがデタラメなので SP盤からの検証音源を聴いて頂く事にします。


今回は4曲分のサンプルを 少しずつ聴いて頂きます。 


サンプル検証音源 Aです。→

 


私は これを聴いてこんな事を想像せずにはいられない

Ramblin on my mind スティールボディのドブロ(ナショナル・リゾフォニック)ギターであろうか・・・アコギだろうか・・・・

Sweet home chicago は、レギュラーのEでチューニングをやり直したのだろうか・・・・

Terraplane のカッティングのタイミング ボディを2回叩く音   ボディの叩く位置を変えてるじゃないか・・・

この息づかい ・・・・  これが オソマワシなのだろうか・・・・

 

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Akira Kikuchi

 


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