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Pan Records

戦前ブルース音源研究所

Pre War Blues Laboratories


【Regal】

言わずと知れたメーカーです。 
本当に高品質な高級ギターを生産してきたメーカーですが安物のギターも多く流通していた事と
OEMのブランドが一人歩きをしてリーガルが生産していた
事実が知られていなかった事もあり、チープなメーカーとして知られます。


ビンテージギターで今も人気の高い Larson BrothersやLyon & Hearlyなどがあります。
そのセカンドブランドのWashburn、Murer, Jupiter ,Arion,など
それらの多くはリーガルが作っておりました。 



外観でリーガルメイドを判断することは難しいと思います、何故ならとても多くの
OEMをこなしておりそれぞれの
要望によってあらゆる対応をしていたからです。


しかし、自社ブランドやこだわりのない納品先に対してはしっかりと得意のサイズや形状、作りの特徴が見られます。
どのメーカーもどこかに自社の特徴や印を残そうとするのかも知れません。


左はリボンと呼んでいるRegalブランドのギターです(1930s)リボンの柄はマスキングの上から
噴き付けた様な安いペイントでインレイなどの装飾では在りません。
 
更に消えかかっているポジションマークもペイントです。 
右はデカルコマニーですがブランド名はありません。

どこにでも誰にでも納品できるチープなモデルです。

Kayのデカルコマニーにも似たペイント柄です。
ポジションマークの位置は基本的に5-7-9という付け方を採用することが多いです。


リーガルの特徴 識別方法はどこにあるのか?内部構造は斜めのライニングと台形ブロック。
バックのブレーシングはラダーブレーシングです。

この作りは何の特徴も無くメーカーを特定するには難しいです。
ですが多くを見てくると確かに異なる内部のブレーシングの切削の仕上げ具合などで
なんとなく違いを感じることも出来ましょうか。

  リーガル製の他社に無い特徴と言っても良い部位は 内部トップ板のサウンドホール下のブレーシングが
斜めに付けられているところです。 fig-1参照

fig-1 


この様に外観ではなく内部の構造に特徴を残していることが確認できます。
fig-1のサイズはボディのサイズの実測(ミリメートル)ですが、
Upper Bout , Middle , Lower Bout , サウンドホールの直径 , ボディの長さです。 


ここではメーカーブランド名に言及を避けますが、マザーオブパールなどの貝の装飾を施した
高級モデルの他社製ギターの多くもこのリーガルが製作していたと思います。
このメーカーは決して安物しか作れない低技術の会社では在りませんでした。



 Regal  


DOBRO社の木製モデルは、リーガル製です、その後はメタルボディのDOBROも製造します。
しかし、なんと言ってもこの会社の活躍は1900年から1930年初期までが面白いです。


Brazilian Rosewood にアバロンのインレイ ステラと言われて来たギターの中にもリーガル製が多くあると思います。
 どこかに自社の証を残そうと思う職人心が残っているかも知れない。
 
  
コンサートサイズのスケールは 24と1/4が 多く採用されてます。 
ブリッジはリーガルブリッジと呼ばれている形が多く採用されてました。

もちろんWashburnの様な特徴的なOEM品も製作しております。

数百にも及ぶ当時のギターブランドの相当数がこのリーガル社によって作られていたと想像しています。
そして中には奇抜・斬新な形状や配色、素材を採用したギターも数多くあります。





 
 


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