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戦前ブルース音源研究所

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Pre War Blues Laboratories


【Blind Blake Tribute】     戻る


 

正に これこそ私(Aki)の執念、ブレイクへの苦しいほどの憧れを形にしたギターと言えようか?

私は ブラインド・ブレイクの唯一の残された写真で持っているギターが、どのようなギターであるのかを必死で探しました。

そして、サイズを算出し実際に当時の多くのギターのサイズを実測し、または数値を収集しました。

そのブレイクのギターのジオメトリーで再現したのが 「Blind Blake Tribute Resophonic Guitar」である。

私のデザインや構造的なアイディアとRussのアイディアや実際の音質なども考慮し誕生しました。

 

まず、リゾフォニックでありながら、サウンドホールがあります。

ブレイクのギターの外観(イメージ)を残したいからでした。 ブリッジも同様に変形ピラミッドブリッジが必須でした。

ブリッジは飾りなのでピラミッドならOKです。

ピラミッド・ブリッジの中央はくり抜かれており、中のコーンからのサドルがピラミッド・ブリッジに非接触で上面へ出ております。

まさに このギターの最大の特徴でしょう。 リゾネーター・ギターの最大の進化・革命とも言える構造だと思います。

カバープレートの穴の面積は とでも少なくなっており、サウンドホールへの音の誘導と想像してよいと思います。

当初は サウンドホールへの音の導線をコーンを乗せている台座部分の側面へ、多数の穴を空ける試みもありましたが、

完成された時にはその穴はすべて塞がれており、反面板からの反射音がボディ内部で跳ね返り サウンドホールへと出力されます。

   

このギターのもう一つの特徴は、驚くべき低音の振動が上げられます。低音振動がバック板から接触しているお腹にびりびりと伝わるほどに感じます。

高音との音量のバランスは、とてもよいバランスです。

ヘッドストックの切削は 四角にこだわりました。 何故かと言うとブルース・イメージズ社から発表・発売されているブレイクのポスターのヘッド切削が

四角の影が確認できた理由によるものです。この四角の切削は1800年代からマーティンなどにも採用されていた切削です。

そのポスターの影が偶然その様に写っているのか、もしくはポスターを作成する時に影を四角に加工をしたのか、実際に四角なのか?

これにより、ブレイクのギターのメーカーは大きく絞られる事になります。

その主張も含めて私は四角のスロテッド・ヘッドストックの加工をお願い致しました、おそらくRussは初めての加工切削の注文であったと思いますが

見事に仕上げてきました。

1800年代後期から1900年代初期のアメリカのギターメーカーは量産するのが面倒な 四角の切削より手間のかからない丸の切削になって行きました。

やっぱり四角の方が職人の心意気を感じられます、マーティンやラーソン、ウォッシュバーンなどを彷彿させます。

ペグのボタンはブラックを採用しました、ブレイクがブラックだからですがこれはメーカーから発売されていないためにシャーラーの

チューニングマシンの異なるモデルを2つをバラして組み直しております。さすがにオールド・チューニングマシンはこりごりでしたので16:1にしました。

最近のモデルは、ソリッドヘッドを採用しております。ポジションマークの位置は5.7だけでフィンガーボードの側面に小さいドットマーク

だけで良かったのですが、Russは真鍮のインレイを5.7.9.12と打ってきた。 10に付けば定説の通りステラとする主張に思えるので

敢えて 9f に付けました。 これは四角のヘッドに加えてポジションマーク、そしてフレットピッチの私の主張を表現しております。

 

私の希望が届かなかった部分は、このゴールドに輝くバインディングに加えて、トップのパーフリングの無い事です。

ブレイクギターの特徴とも言えるのが、ボディの白い縁取りでしょう。 これを黄金色で装飾出来なかったことは技術的な理由による事であきらめました。

到着後 自分でゴールドのシールを貼ろうかと思ったほどです。

最後に 何故私が必死になって辿り着こうとしたブレイクのギターを 普通のアコースティック・ギターで制作をしなかったのか?

それには2つの理由があります。簡単な理由は当時の安物ギターに熟知した情報を持つギタービルダーに出会えなかったこと。

最大の理由は、「木」のボディでは、ブレイクのCDの音を再現出来ない事。

例えば当時のカーボンマイク/クリスタルマイクは、50hz以下は集音しないのでフルレンジの周波数音域を録音出来てません。

加えて録音にはどうやらアンプリファイドした アコースティックの生の音とは異なる音であることが聴き取れます。

もしも その音やニュアンスを生ギターで表現したかったら 音質的な特徴を大きく操作出来るリゾフォニックとなるのです。

このギターにサムピックの演奏は、演奏者を充分ブレイクにさせてくれる音を表現することでしょう。

 

★ Scroll model ★  ★ Parlor model ★

★ Martin Staufer ★ ★ Kay Kraft Gothic ★

★ Blind Blake Tribute ★

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